本の紹介です。少しタイトルは長いですが・・・
この本で書かれていることは「アウトプット」の大切さと
一つの分野で一流になるにはいったいどれくらいの時間が必要なのでしょうか?
この本の著者である金子さんは最低10000時間必要と言っています。
しかもこの時間に読書や講習、セミナーに通うなどのインプットの時間は含みません。
なぜならインプットだけでは何の意味も持たないからです。
例えば料理本をいくら読んでも実際に料理しなければ何の意味もないですよね。
そして人は忘れていく生き物で、覚えた時をMAXとして20分後には半分を忘れてしまうそうです。
どれだけ時間をかけてインプットしても忘れてしまうなら意味がありません。
とにかく手を動かす。行動する。
そうすることで自信が持てる→さらに行動できる→大きな結果に繋がる、という良いサイクルができます。
つまり、アウトプットすることが実は重要なインプットとなっていくのです。
本を読んで終わりではなく、メモまたはノートに書いたり内容を人に話したりすることで内容がしっかりと身につくわけです。
PDCAよりもiOIF
仕事をしていくうえでPDCAというワードはよく聞きますよね。
P(PLAN=計画)D(DO=行動)C(CHECK=評価)A(ACTION=改善)の頭文字をとってPDCAと言われています。
私の会社もPDCAを基に会議をしたり、PDCA運営とかよく言っていたりします。
PDCA、みんな好きですよね。
しかしながら多くの日本人の場合、P(計画)の部分にすごい注力するというか、大事にする傾向があります。
そこに多くの時間を割いてしまうのでなかなか計画自体が進まなく、そうなると当然結果が出るのも遅くなってしまうのです。
もうPDCAは古い!ということで金子さんが提言している「i O I F」をご紹介します。
i(スモールインプット)O(アウトプット)I(インプット)F(フィードバック)
最初の「i」がポイントです。あえて小文字で書いてスモールインプット、つまり最小限のインプットだけですぐアウトプット(行動)しましょう。
例えば新しいスマホを手に入れた時、最低限の機能の使い方(電源の入れ方、電話のとり方など)をインプットしたらあとは触りながら、自分にとって必要だと思う機能の使い方を覚えて、また使っていって・・・を繰り返して使いこなせるようになっていくといったイメージです。
最初に分厚い説明書を読み終わってからスマホの電源を入れる・・・といったことをしているとスマホを使いこなせるようになるのは相当先の話になりますよね。
とりあえず行動すること。行動してみてうまくいかなかったらその時に足りない知識を入れて、軌道修正していく。
これが成功の近道となります。
このi O I Fは人生においてもかなり有効です。
これを意識することで伝え方や行動も変わっていきますし、そうなると結果も変わってきます。
行動することはすぐにできることです。この本でぜひ意識を変えてみてください。
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